「村松育ち」レポート

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  2024年04月08日 (月)
塩水選と消毒 [「村松育ち」レポート]  wrote by ちりう
お米作りで様子をイメージしやすいのは
「田植え」や「稲刈り」だと思います。
田植えは、田んぼに稲の苗を植えることですが、
その苗はどこからくるのでしょうか?

答えは、種から育てているのです。

種には、おいしく育つ種とそうでない種があります。
これを見分ける方法があります。塩水選という作業です。
塩水に種もみを浸け、浮いてきた種を取り除きます。
普通の水よりも塩水は比重が重いため、浮力が強まります。
これにより中身の詰まった種(おいしく育つ種)は沈み、
そうでない種は浮いてきます。
(ちなみに取り除かれた種は、鳥のえさなどになります)

選ばれた種(沈んだ種)は、すぐに水で洗います。

塩は植物の害となりますので、
塩水選は手早くおこない、速やかな洗浄が必要です。

洗われた種は網の袋に詰めて、害虫や病気から守るために消毒をおこないます。

殺菌消毒を終えたら、再度水に浸します。

ここまでで、種の下準備は完了。

種が充分に水を吸うと、芽が出てきます。
芽が出たら、次の作業が始まります。

次回はそちらをレポートいたします。
お楽しみに。
 

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