「村松育ち」レポート

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  2024年05月02日 (木)
苗の生育は順調です [「村松育ち」レポート]  wrote by ちりう
稲の苗は、ビニールハウス内で順調に生育しております。

背は、長いものは20cmを越え、短いものは12cm程度です。


田植えの前におこなう代かきに備え、
田んぼには水を入れました。


村松の田んぼは、ゴールデンウィーク前後が田植えのピークです。
来週にも田植えを行います。
 
 
  2024年04月26日 (金)
あぜ塗り [「村松育ち」レポート]  wrote by ちりう
ビニールハウス内で、村松育ち こがねもち米の苗は順調に育っています。

保温・保湿のためにかけていた不織布・ビニールは外しました。
稲の背はずいぶん高くなりました。

へぎの中でも育ち方に差がありますが、
背丈はおおよそ10cmを越えています。


この日は陽射しが強く、ビニールハウス内は34℃ほど。
少し温度が高いので、ハウスの換気口を開けました。

田んぼの方は水路に水が入り、田起こしとあぜ塗りを済ませています。


4月も下旬、着々と田植えに向けて準備中です。
 
 
  2024年04月15日 (月)
すずまき [「村松育ち」レポート]  wrote by ちりう
4月7日にすずまきをおこないました。

すずまきとは、稲の種まき作業のことです。
「へぎ」という苗を育てるための箱に土を敷き、種をまきます。

作った苗箱はビニールハウスに運びます。


ビニールハウスにひとつずつ苗箱を敷き詰めるのは、毎年すずまきをしている精鋭たち。
雑談交じりで和気あいあいとした雰囲気ですが、足はきびきびと動きます。


苗箱を敷き詰め終わったら、保温と保湿のため、上から不織布とビニールの布を被せます。


この日の作業は、これで完了です。
田植えまで、ビニールハウス内の温度管理や水張りをおこない、苗を育てます。

 
 
  2024年04月08日 (月)
塩水選と消毒 [「村松育ち」レポート]  wrote by ちりう
お米作りで様子をイメージしやすいのは
「田植え」や「稲刈り」だと思います。
田植えは、田んぼに稲の苗を植えることですが、
その苗はどこからくるのでしょうか?

答えは、種から育てているのです。

種には、おいしく育つ種とそうでない種があります。
これを見分ける方法があります。塩水選という作業です。
塩水に種もみを浸け、浮いてきた種を取り除きます。
普通の水よりも塩水は比重が重いため、浮力が強まります。
これにより中身の詰まった種(おいしく育つ種)は沈み、
そうでない種は浮いてきます。
(ちなみに取り除かれた種は、鳥のえさなどになります)

選ばれた種(沈んだ種)は、すぐに水で洗います。

塩は植物の害となりますので、
塩水選は手早くおこない、速やかな洗浄が必要です。

洗われた種は網の袋に詰めて、害虫や病気から守るために消毒をおこないます。

殺菌消毒を終えたら、再度水に浸します。

ここまでで、種の下準備は完了。

種が充分に水を吸うと、芽が出てきます。
芽が出たら、次の作業が始まります。

次回はそちらをレポートいたします。
お楽しみに。
 
 
  2024年04月01日 (月)
村松育ちの紹介 [「村松育ち」レポート]  wrote by ちりう
新年度が始まりました。

今年も「村松育ち こがねもち」のもち米作りについてレポートいたします。
その前にこの製品は、いったいどのようなものなのか、
改めて紹介いたします。

「村松育ち」は本当は「新潟県産村松育ちこがねもち」といいます。
名前の通り、「新潟県の五泉市村松地域で育った」「こがねもちという品種のもち米だけ」を使ってできたお餅です。
「こがねもち」はねばりとコシが強く、きめの細かさや豊かな風味が
特徴のもち米品種です。

普段、ごはんとして食べているお米に「コシヒカリ」や「ササニシキ」などの
品種があるように、もち米にも品種があります。
「こがねもち」はもち米品種の中では「コシヒカリ」のような、
とても知名度やブランドを持った品種です。

そんな「村松育ちこがねもち」に使われているお米はどのように
育てられているのか、次のレポートから見ていきます。
お楽しみに。
 

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